winmail.dat変換ツール(クラウド版:インストール不要)

まれにメール添付されるwinmail.datファイル。
正しい添付ファイルを得るために、ウェブ上で正しい形式(ファイル)に変換するツールを作ってみました。
専用アプリのインストールは不要です。

アップロードされたファイルは変換後、すぐに削除しますが、機密情報など重要なファイルはここでは扱わないようにしてください。
当方では何かしら問題が起きたとしても責任を負う事は致しませんので、予めご了承いただいたうえでご利用下さい。

winmail.datファイルをアップロードして下さい

winmail.zipという名前で変換された圧縮ファイルがダウンロードされます。正しいwinmail.datであれば、本来の添付ファイルが含まれます。

0バイトのファイルがダウンロードされた場合は、メール本文のみで実際には添付が無い可能性が高いです。又は本来のwinmail.datファイル以外の場合です。

winmail.datって何?

まれにですが、送られてきたメールに「winmail.dat」という添付ファイルがあり、なんだこれは? となったことはありませんか?

メール本文中に、例えばですがPDFを添付します、と書かれていた場合に、「はて?これはPDFではないし」と疑問に思い、再送を依頼する事もあるかと思いますが、再送されたファイルがまた同じ「winmail.dat」でお互い困ってしまった、なんていう事もあるかと思います。

winmail.datの正体は、正しく設定されていない Microsoft Outlook が、独自仕様でメールデータを作り上げた結果できたものです。独自仕様だから、Outlook以外のメーラーではこのファイルを正しく解釈できません。

そして、これはメールを送る側の問題なのですが、メールを受けた側でしか気付かないのです。送った側は正しく添付した、という認識しかないため、お互いwinmail.datの理解が無いと何とももどかしい会話になってしまうわけです。

Microsoft側もこの問題については理解していますから、「メールのメッセージ形式が Outlook のインターネット メールのメッセージに与える影響」という内容で、サポートサイトに「こうしてください」という事を書いてくれています。まずはこの内容をメールを受信された方はお伝えするとよいでしょう。

そして、それを待っている時間が惜しい方は、当ページのツールを使って、デコード(本来のファイルへの変換)を試みてください。

この問題は、Outlook 2019という最新バージョンでも起きる様です。最初は Outlook 2003 から起きていた事象で、未だに続いているという事に正直驚いております‥‥驚きのあまり、こんなどうでもよいウェブツールを作ってしまいました。

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