「台東区 ホームページ制作」で検索上位に出すってどういうことなのか、というのを考察する記事を作ってみました。
当社がローカルSEOに注力していなかったら全然検索結果に載らなくなったので、ちょっとノリで記事を書いてみよう、というのがきっかけです。
たまたま当社が台東区にあって、ホームページ制作も行っているというだけで、別に地域や業種は何でもよいのですが、せっかくなので当社に近しいところでのキーワードを挙げさせてもらいました。
正直これで、このページが「台東区 ホームページ制作」で検索上位を狙えるとは思っていませんが(理由はこの記事を読めばわかります)、それにもかかわらずこの記事を見てくれる人がいたとしたら、おそらく台東区にご縁のある人で、SEO対策についても興味を持たれている人でしょうから、ぜひ一度あってお話したいところです。
また、地域+業種名をタイトルに含めていますから、ホームページ制作業者を探している人が対象なのだろう、ということでターゲットもそこに定めて記事を進める事にします。ホームページを作ってくれたらそれで満足、というのではなく、より多くの人に来てもらう(多くの人に知ってもらう)ために何が必要かを求めている人には読んでもらう価値が少しでもあるのではないか、と思っています。
特にSEO対策を勉強したい、という人には参考になる内容になるかな、と思ってますので、この文章の中身よりも何を思ってこの文章になっているのか、という点にフォーカスしてもらえたらと思います。
ただし検索上位に上がった場合に限る、です(笑)
検索上位に入らない限りはクソ記事ですので、その場合は生暖かい目でスルーしてください😅
「台東区 ホームページ制作」で誰がそもそも検索をするのか?
まずは、3C分析の基本である「誰」を対象に考えてみます。
「台東区 ホームページ制作」とわざわざ入れて検索する人というのは一体誰なのでしょう?
その前にまずは検索ボリューム(どれだけ検索されているか)を調べてみる事にします。
キーワードプランナーによると、月間検索ボリュームは次のようになりました。
対象は日本全国で数十台、というかなりニッチなキーワードです。
これを、地域を「東京都台東区」内からの検索に絞ったところ、このような変化が出ました。
「浅草橋」だけ1桁減りましたね。
細かい数字がわからないので何とも言えませんが、「浅草橋」はキーワードの中でも特に10台前半に近かったのか、それともなぜか台東区以外で人気のキーワードなのか(いや多分違う)。
まあ、なんにしても「東京都台東区」の「ホームページ制作」はニッチなキーワードであるけれども、台東区内の人たちが近場でよい業者を探しているんだな、というのは何となくですが想像できる気はしました。
では、次にもう少しターゲットになりそうな属性を探っていくことにしましょう。
「台東区 ホームページ制作」で検索をかけそうな業種って何?
まずは、ホームページ制作を頼みたいところで考えて、順当に考えると‥やっぱ企業でしょう!
そう思い、「台東区 企業数」でググってみると、さすが台東区、区役所からこのような統計資料が公表されていました。
(仮称)台東区産業振興計画策定 のための実態調査報告書 <概要版>
5ページ目に記載がありますが、母数が1,469と書いてありますので、これがほぼマックスの数字なんだろう、と思います。
一方、上の検索ボリュームで考えると月間100近く‥わかりやすく100回検索する、とみなすと、台東区にある全企業のうち15分の1は検索をしている‥いやいや、それはさすがにおかしいでしょう(笑)
多分同業が検索順位を気にしているのも含まれるでしょうから、現実的には月に数件程度の実需なんじゃないかな、という気はします。まあ、ぶっちゃけこれだけ少ない検索需要でGoogle検索一位を狙ってどうするの?という気はしてますが、そこは気にしないし、実はすごい宝の山かもしれませんからね。
それも検証したいところです。
「台東区 ホームページ制作で」検索上位に上がった暁には、実際に問い合わせ数を公開したいと思います。
話をもどして業種も見てみましょう。
業種の内訳から、何か見えてくるものはあるのでしょうか?
台東区は、新規設立企業(ホームページの新規制作)と既存企業(ホームページリニューアル)どちらが多いのか?
サービス業、飲食、宿泊業の新規法人設立が多いのが目立ちますね。
台東区の特徴の一つ、観光地、特に海外からの観光客が多いのが理由の一つになりますでしょうか?
そうなると新規にホームページを作りたい、という需要は見込めそうですね。
最近だと資金調達をするために、ホームページが必要です、という理由でホームページ制作依頼をされる場合も増えてきましたから、それだけホームページ制作というのが、会社印や名刺というのと同じくらい当たり前というように認知され始めてきたのかもしれませんね。
一方、製造業や卸売業となると、老舗が多いようです。これも台東区の特徴かもしれません。
こういった企業さんは‥まあ以前に比べホームページを持ちましょう、という機運は強くなったと思いますから、比較的最近作られたようなホームページも見受けられるようになった印象です。
ただ、ホームページリニューアルの頻度は数年に一度、というところでしょうし、ホームページは要らない、というところも少なからず老舗業種ではあり得ますから、こちらの実需はあまりないんだろうな、という肌感です。
実際にそういったホームページリニューアルに関する依頼は‥数えるほどしか思い出せません。
台東区に多い事業規模からホームページ制作の規模や必要性を考えてみる
まずは売上高でみてみます。
中央値っぽいのは業種関係なく1千万~3千万円未満の企業っぽいですね。
これはちょっと意外。5人未満の企業が多い印象でしょうか。
この規模でしっかりしたホームページを制作してほしい、というと広告宣伝費としてのホームページ制作費用が売り上げの1%~5%くらいになるでしょうから、この規模間でホームページ制作を考えているのであれば、それなりにITリテラシーが高そうな印象です。お仕事を頂く側からするととても良いお客様です。
でも売上に対する広告宣伝費率が1%~5%だとしたら、けっこうな投資でしょうから、しっかりと回収できるようにしてほしいです。でも現実は作りっぱなし、という気もしますので、個人的にはなんとかしたいところです。
2番目に多い層が、1億円~5億円未満の企業さんですね。
こちらは創業期の企業さんは少なく、老舗が多いでしょうから、本当はこういった企業さんにホームページ制作の価値を見出してほしいな、という気はしています。
この規模感になると、集客というよりはブランディング、または人材確保が重要になってくるのではないでしょうか?特に若い人たちが就職先をさがすとしたら、自社イメージを身近に知る手段としてホームページというのは分かりやすいと思いますから、特に求職者の目線にたったホームページ制作というのは重要じゃないかな、と思うのですが、実際のところどうなんでしょう?
もちろん事業規模関係なく、事業のさらなる拡大を目指して、ウェブを活用したサービス展開を目指す、なんて発想に行ってくれると嬉しいな、と個人的には思います。
「台東区 ホームページ制作」で上位に出てくるウェブサイトは何を載せている?
検索対象となる相手のことはこれくらいにして、今度は競合になりうるウェブサイトについても調べる事にしましょう。
調べ方は簡単です。
実際にGoogle検索で「台東区 ホームページ制作」と入れてみて、検索結果1ページ目にどのようなサイトが出てくるのかを調べるだけです。
そして、こちらがその結果です
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【制作会社のウェブサイトです】
このようになりました。
検索上位に出てきたページを分類してみる
【制作会社のウェブサイトです】が多いのが目立ちますが、順当なところでしょう。キーワードを入れる意図が台東区のホームページ制作会社を探す事でしょうから、そのニーズに合致するところが来てしかるべきです。
次に多いのが【発注先探しサービスサイトです】です。こちらも順当でしょうね。台東区でホームページ制作をしてくれるところを紹介してくれるわけですから。
【発注先探しサービスサイトの体をしたWeb制作会社です】は面白いアプローチですね。もっとも誰が載せたか、ということではなく求めているものを提供している、という意味では検索意図をしっかり反映した内容ですからしっかりと上位表示されてしかるべきです。
【台東区のウェブサイトです】は意外でしたが、確かに検索意図には合致してます。そしてさすが台東区役所。権威性が重視されている表れです。
特徴的なワードも見てみる
まず目が行ったのは、タイトルのところに月額 9,800円 というように安い値段を提示しているところが2件ありますね。ということは、安さを求めているところにニーズがある、と読み取ることもできます。
もう1つは、制作会社xx社,xx選、というような見出しが3件あります。
複数ある制作会社を見比べたい、というニーズもある、ということだと思います。
検索上位のサイトは検索ニーズを満たしたものが載る、という前提
Google検索にとって検索上位に出したいサイトというのは、検索意図に合致したものであるのは明らかです。
検索意図に合致したものかどうかの一つの指標は、検索結果に対しどれだけクリックされたか、でしょう。
タイトルをみて、それがクリックされたいもの…その先に何か自分が欲しい情報が待っている、と思わせるものであればあるほど、クリック率は上がりますから、サイト運営者はもっとタイトルを重視すべきなのに、といつも思います。
「台東区 ホームページ制作」で検索する人が求めるものを提供する
さて、競合が見えてくると、ニーズが見つかることも分かったと思います。
ニーズがわかったのであれば、自社はそのニーズにこたえられるものを提供すればよいわけです。
上の続きになりますが。
検索結果に表示されるタイトルだけを工夫すればよいか、というとそういうものではありません。
例えばタイトルは「台東区 ホームページ制作が得意な企業10選!」であっても、中身がタイトルと違うものであれば、「あれ?期待したものと違う」と思ってサイトを離れていきます。
これを「直帰」と呼びますが、Googleさんもそこはしっかり計測しているのだと思います。
検索結果ページからクリックしてGoogleから離脱したはずなのに、程なくして戻ってきたのであれば、案内したウェブサイトは実は検索した人にとって不要なサイトだった、ということがわかるはずですから、そのサイトはGoogleからみると低い評価となるわけです。
下手したらタイトルと本文とのギャップが大きすぎて、スパム行為と認定される可能性もありますから、小手先のテクニックで何とか上位にあげようなんて思ってはいけません。
また、特定の1ページが検索ニーズに合致したタイトル、本文だったとしても、サイト全体がその検索ニーズと一致しないものだとしたら、それも見る人にとっては混乱を招くきっかけになるでしょうね。
例えば「台東区 ホームページ制作」に関する記事を掲載したページが検索にヒットしたとして、実際その1ページがそうだったとしても、それ以外のページに載っている内容が「九州の飲食店」に関するものだったとしたら。
このウェブサイトは何なんだろう?となり、見る人にとってそのページ以外は見る価値がありませんから、結局そのウェブサイトから離れていくことになりかねません。
このように、ウェブサイトというものは全体を通して検索意図を満たす内容であることが、検索者からするとより価値の高いものになるわけです。
そのサイトにしかない独自性はとっても大事
検索ニーズに合致したタイトルを書くことができました。
タイトルにウソ偽りのないコンテンツを書きました。
そのコンテンツに関係するような内容が、そのウェブサイト全体を見て掲載されていました。
というところは非常に大事ですが、それで検索上位に行くと思ったら大間違いです。
だって掲載した内容が他のサイトでも掲載されていたら、その別のサイトを見れば済む話ですから。
大事なのは、提供している内容が検索者にとって他にない有益な状態である。他にないオンリーワンな存在であることなのです。
ここを外すといくら何を書いても効果は半減です。
SEO対策、という事に限らず、あなたのビジネスが他と比較しようのないくらい独自性に富んでいて、かつそれがその人に必要とされていることが重要なのです。
「台東区 ホームページ制作」業者の中での、株式会社エン・PCサービスの優位性
ということで、最後は弊社アピールです(笑)
当社はどちらかというと「ホームページ制作」というよりは「システム開発」が得意な会社です。
システム開発が得意なのですが、デザイン業務‥つまりよく言われるホームページ制作もできちゃいます。
当然ホームページ制作(デザインが得意な会社さん)に比べたらデザイン力は劣りがちですが、デザインが得意なパートナー企業がいるから大丈夫ですし、なによりザイン専門会社さんができないこと、特に技術面に関することをあれこれできますから、そこが強みになっています。
また、当社はシステム開発は得意ですが、それ以外にウェブマーケティング‥いわゆるホームページ集客についてもそこそこ自信があります。じゃないと、こんな記事書けませんし、書いたところでこれを見る人もいませんからね。
ウェブマーケティングといっても、やり方にこだわっているわけでもありません。SEOが得意です!というとSEOに全部話を持っていく、ということもやりかねませんし、ひどいSEO業者だと「Hタグを入れましょう」「パンくずリストを作りましょう」とかいう話に終始するわけですが、そんなのSEOの本質ではありません。
また、SEO以外にもSNSや広告、チラシや口コミ、PRを活用するとか、様々な方法があるわけですから、方法にこだわってはいけないです。
マーケティングとは、まだ見ぬ人たちに自分たちが手掛けている商品サービスに価値を感じてもらう、その出会いをつくる事ですから。当然出会いの場も違うわけですから、やり方もそれに応じて変わってきます。
という話をしだすと止まらなくなるので止めますが(笑)、そのようなマーケティングの考え方ができるシステム開発屋って実はあまりおりません。
システム開発屋は具体的に「こうしてほしい」という顕在ニーズを実際の形にすることを得意としている人種で、既に答えがあるものに対し興味関心がわくものです。
一方のマーケティングには正解がありません。
仮にこうかもしれない、と予測して実際に動いてみて、結果と比べてじゃあつぎどうしよう、というように少しづつ改善をしていくものです。
これは「正解を知りたがるエンジニア、システム屋」からすると憎悪の対象でしかありません(笑)
だから、システム開発もできてマーケティング的思考が得意な人、というのはあまりいないのです。
じゃあなんで当社はそういうポジションになりえたのか、というのを知りたい場合は、ぜひお声がけください(笑)
別にそこで取って食うわけでもなく、興味を持ってくれた方がいるだけでうれしい話ですから、喜んでお話させていただきます(笑)
それに、そもそもの目的が お客様の売上を上げる(ITで人を豊かにする)ためですからね。
IT相談役というサービスを始めたのもそういった理由です。
もしご興味がありましたら👇のリンクも読んでみてください。